昨日も山には雲がかかっていました。
2組の方達の半日ツアー。
相談してからコースを決めるつもりで、皆さんに3つのプランを提案しました。
1、霧で火口が見えなくても三原山に登ってみる。
2、森からゴツゴツ溶岩地帯を歩く。
3、裏砂漠に行ってみる。
多数決をとったら、全て2人ずつでした。
ううむ~、多数決って難しい…。
で、聞き方を変えて…
「歩きたいですか?あまり歩きたくないですか?」
「歩きたい!」が多数。
で、最終的に火口を見に行くことになりました。
でも、霧で広い景色が見えないと「溶岩の流れ」をイメージしてもらいにくい…
見えなかった時の保険に、最初に1986年に元町に向かって流れた溶岩を訪ねました。
ここで、お客様自ら「溶岩樹形」と思われる丸い穴を発見。

子ども達は、ドラム缶のような形の岩に乗って、写真を撮りました。
1986年元町に向かって流れた溶岩の上で「流れるポーズ」

山腹を上がれ下った1986年溶岩の上で「流れるポーズ」

「溶岩の流れ」を、体感できたでしょうか?
火口から流れてきたと言われる大きな岩を前に…。

「スゴ~イ!」という気持ちを表現してもらいました。
火口展望所では…

うっすらとですが、火口が姿を見せてくれました。
「砂漠」に立ちたいというお客様の希望があったので、表砂漠に立ってもらうことにしました。

ここでも霧が晴れて景色が見えました!
広~い。
お姉ちゃんは、大の虫好きでした。
アオバハゴロモをゲット!

ストローのような口を、みんなで観察しました。
虫好きのお姉ちゃんは、緑色のクモも発見して教えてくれました。

初めて見るクモで、美しい色とスリムボディに見とれました…が、未だ名前はわかりません。
「カミキリムシがいるよ」の声に近づいてみたら…

堂々たるゴマダラカミキリ!
カッコいいです。
コガネムシが、帽子に飛んできました!

仲間に聞いたところ「セマダラコガネでは?普通種ですが、黒化型は珍しいと思います。」とのこと。
虫好きのお客様と一緒だと、虫いっぱいのツアーになるのが面白いです。
ああ、緑色のクモにまた会いたい…。
(カナ)