スゴイがいっぱい。

昨日、関西からやってきた一人旅の女子大生と、朝1時間だけ一緒に歩いて来ました。
10時過ぎからは別のツアーが入っていたのと、女子大生にも別の予定があったのとで、今までで最短のツアーとなりました。

1時間で行けるところ・・・。
前日夕方近くに、三原山の遠景と元町溶岩流だけは行っていたので、この日は地層大切断面と近くの海岸を訪ねることにしました。

海岸に行く途中、この景色を見た女子大生は・・・

「スゴイ~!」
確かに太くて複雑にからみあったツルは見応えありです。

そして海に出てすぐに・・・

「すごい!ここで写真撮ってもらえますか?」

雨が削った通路を歩きながらも・・・

「スゴイ!」

砂の層に塩が固まり、白い縞模様を作っている光景にも・・・

「すごい~」

そして・・・

「スゴイ、こんな景色生まれて初めて見た!」と、本当に嬉しそうでした。

たぶん1時間の間に「スゴイ」と数10回、言っていたのではないかと思います。
「スゴイ」の言葉を聞いているうちに、私もどんどん楽しくなってきました。

水がたまった穴も元気に探検し・・・


激しい火山の噴火や雨や波が今の景色を作っていることや、火山を皆で学び良く知ることで、この島で暮らし続けようとしていることなどを、語りあいながら歩きました。

女子大生は、ジオパークで火山を学ぶことが防災に役立つという話を、こんなふうに表現してくれました。

「そうですよね。急に怒られたら慌てるけれど、わかっていれば対策を立てられますからね。」
・・・この表現の仕方、ツボにはまりました。
確かに、わかっていれば怒られないようにもできますよね!

この日は地層大切断面の前で、黒っぽい雲がグレーの雲の隙間から垂れ下がっていました。

もちろん2人で雲に注目!

この時、女子大生が「わかりやすいって良いですよね。」とつぶやきました。
「都会では地球の動きがわからないが、ここはわかりやすい。」という意味のようです。本当に伊豆大島は、どの場所でも「地球」を感じられる島ですよね。

帰り際、車窓から見上げた山には、山の稜線の凹凸を覆うように、グレーの雲がかかっていました。

もちろん、2人同時に「スゴイ!」と言って車を降りたのは言うまでもありません(笑)

たった1時間でもとても楽しい、「スゴイ」がいっぱいの、ジオツアーでした!

(カナ)