いっぱいトキメキました!

昨日〜今日の2日間、とある山系の雑誌の取材陣の皆さんを案内しました。

山の皆さんだけあって、装備も本格的です。

モデルさんは「地球ってすごいなと思っているので、詳しくないけど学びたいんです」と語るかわいい女性。

この場所でも…

三原山ピラミッドですね」と、バランス感覚を発揮されていました😀

下から暖かい空気が出てくる洞窟の出入り口で「おお!すごい!」と盛り上がるみなさん。

しかし私は…

すぐ脇にある溶岩トンネルの天井部分に亀裂が入っていて、人が乗った時に少し動いたのが気になって仕方ありませんでした。

近いうちに割れて崩れるかもしれません…(^◇^;)

この日の午前中は雲が多く、なかなか日が差さなかったのですが…
火口ではタイミングよく、ちょっと待っただけで太陽が底まで照らしてくれました。

「すごい!工事現場でしか、こんな地層見たことない!」とモデルさん。

「工事現場」という表現、すごくわかりやすくて新鮮でした!
そして、こういう身近感のある感想をいっぱい集めたら、素敵なパンフレットができるような気がしました😀

カメラマンと編集者の方は、モデルさんと私を何度も追い越し写真撮影。
…で、こちらからも撮ってみました(笑)

青空の量が少しずつ増えてきて、い〜い感じでした😀

ところでこの日は普通に火口〜裏砂漠を歩く予定でしたが、順調に撮影が進んだので、裏砂漠を突っ切り櫛形山の下の谷に突入!

最近この場所も、噴気の量が多いような気がします。

ここで崖についている「白いものはなんですか?」と聞かれたのですが…

よくわからず宿題に(・・;)

カメラマン氏は自力解決しようと、調べられていました😀

し・ん・け・ん!😀

そしてここでさらに「休憩時間を減らしてでも、すぐ横にある櫛形山に登ってしまおう!」ということになりまして…

久しぶりにこの風景の中を歩き…


櫛形山頂上を目指しました!


頂上は、風も弱くて最高〜の気分でした😀

そして取材中には「惑星っぽい!」「来てみないとこの良さはわからない」「また来たい」などなどの感想が聞かれて、と〜ても嬉しかったです!

さて、今日です。
昨日は山を歩いたので、今日は海へ!

筆島に砂が戻り奥まで歩けそうだったので、行けるところまで行ってみることにしました。(ここ数年、ゴロ石の浜になっていました)

数年ぶりに、大地を割って登ってきたマグマの残骸(岩脈)の下に立ちました。


黒砂に一瞬の模様を描く白い波と、筆島が作る風景や…


筆島目指して流れ込む、崖から吹き出る水の道に見とれました。

そして…

今回一番のお気に入りの写真です!

筆島と2人きり…という感じの、心トキメク風景でした。

実は今回の取材は事前に「ジオガイドと歩くことで、地形や景観がどうやってできたかの謎を解き明かしながら、火山が作り出す風景美のすばらしさ、意味を再発見する企画です」と連絡をいただいていて、ご一緒できる日を楽しみにしていました。

そして昨日の山でも今日の海でも取材陣の皆さんと、たくさんのトキメキを共有しながら歩けて、とても幸せな時間を過ごしました。

雑誌の発売が楽しみです。
発売日などの詳細は、またお知らせしますので、楽しみにお待ちください〜😀

(かな)