島の植物と蝶蛾たち

庭に植えてから何年だったかわからないくらい経ったのに全然花のつかなかったウチのブーゲンビリア(おそらく水はけの悪さが原因)に、今年ついに花が2つだけ咲きました!
駆け寄って見たら、思わぬお客様もいらっしゃってました。
ホシヒメホウジャクさん。
翅の凸凹波打つフォルムが独特でステキ!
枯葉に擬態しているそうですが、これで飛べるどころかホバリングまでできると言うのがまた魅力的です。
お顔と翅裏の黄色い部分もパチリ
ホバリングしながら花の蜜を吸ってるところも見たいなぁ〜
と思って粘って観察していたら、羽を震わせはじめました。
威嚇?!
ごめんごめんと思ってその場を離れました。
ホシヒメホウジャクの食草はヘクソカズラのみ、という変わり者?ですが、とりあえず大島では食べ物には困らない事でしょう。
シマヘクソカズラカルデラ内にもいっぱいはえてるし、ツアー中に、これまた枯葉に擬態しているという幼虫に出会えるかも?!
これから注意してみてみます。
そういえば、この前のツアーでは樹海でこんな幼虫さんに出会いました。
かんかん照りの中でのたうちまわっていたのをとりあえず救出。
ちょっとどなたかわからなかったので、いったんおウチにお連れしてして調べて、イボタガの幼虫とわかりました。
イボタの葉を食べるからイボタガ。
牛乳せんべいの袋との比較でわかっていただけるかと思いますが、かなりのビックサイズ。
樹海のハチジョウイボタを食べて大きくなったのね〜
黄と緑と黒のコントラストがきれいです。
最終齢ということで、土に潜る時期に来ているようです。
この後樹海にかえしました。
無事に成虫になれますように!
そして大島・伊豆諸島の固有種を食べる蝶蛾たちのこと、もっと色々知りたくなりました。(あい)