地方新聞12社連合東京支社の皆さんと歩きました

昨日の午後、地方新聞12社連合東京支社の皆さんと、三原山〜裏砂漠を歩いてきました。

お申し込み時には「3時間半で三原山に登り、温泉ホテルに帰りたい」という希望だったので、「パホイホイ溶岩や裏砂漠は寄らずに、最小限必要なところを歩き、噴火でできた風景と火山観測機器、人との関わりなどを紹介しよう」と予定していました。

でも皆さん、植物には興味がない様子だったので立ち止まらずに歩いたら、予定より早く「パホイホイ溶岩」の看板前に到着。

で、少しだけ立ち寄ることにしました。まずは溶岩の丘に登って観察!

伊豆大島の溶岩の粘り気を、専門家の方が30種類以上の液体で試したら「リンス・イン・メリットシャンプー」が一番似ていた…というお話を、この場でしたところ…

「今朝、リンス・イン・メリットシャンプーで、髪の毛洗ってきました」とおっしゃる方がいて、驚きました🤣

皆さんが楽しそうだったので、少し離れた場所にある溶岩丘も観察。

ここでは「溶岩トンネル」を見て、「ゴジラの尻尾みたいだ」という感想が、複数の方から聞かれました。

次に、ゴジラの体のようなゴツゴツした溶岩の上に登ったので

これで全身、完成ですね!😁

少し霞み気味だったけれど富士山が見えていたので、時々立ち止まって鑑賞&撮影。
伊豆大島の溶岩越しの富士山を撮られる方々を真似て、私も撮ってみました😁

調子に乗って(?)、「額縁の中の富士山」も紹介しました。

😁

午後になったら風が弱まったので、ヨロメクことなく平穏に火口見学。

その後「この道、素敵なんですよね。どなたか歩いてみませんか?」と声をかけたところ、「では…」とお一人が歩いて行き、また戻ってきました。

ターミネーターみたいだ」という声も聞かれて、ここでも笑いました。

そして、次の方もチャレンジ。

次の方は…

どんどん走ってきて、かつてない構図の写真が撮れました🤣

(時間がなくて全員の写真は撮れず、残念でした)

この後、皆さんと相談して、元々は行かない予定だった「裏砂漠」に少しだけ立ち寄ることになりました。

で、最短距離で移動中〜!の風景です。

モミジイチゴの紅葉が綺麗でした!

裏砂漠に到着し、せっかくなので記念写真!

皆さんが真面目に並んでいるので「何か、してください〜!」と声をかけたところ

戸惑いながら、ポーズ!(ご協力、ありがとうございます)
「僕たち、いつも撮る側で、撮られるのに慣れていないんです」という言葉を聞いて「なるほど〜!」と納得しました🤣

東側の海の上がピンク色に染まり、「綺麗だなぁ」と、しばし見とれ

逆側(西側)を見たら、ちょうど三原山に太陽が沈んだところでした。

完全な日没まであと30分かぁ…(この時期は日が短いので、午後ツアーは本当に時間との勝負です)

日没の3分前ぐらいの「いつか森になる道」の夕景。

淡い色が草原を染めて、素敵でした💖

「森の中の道が暗くなる!」と思って、帰路を急いでいたら、途中で害獣(キョン)駆除作業の方の、注意喚起の旗を発見。

「銃声が…」という文字の先が読めないので、何が書いてあるのか探究する皆さん。

「銃声がしますが、ご理解のほどおねがいします」という文字が出てきた時は、「理解しろと言われてもねぇ…」と盛り上がりました。(私も「銃声が聞こえたら理解していても怖いかも…」と思いました💦)

森はかなり暗かったですが、なんとか真っ暗になる前に、宿に到着しました!

今回のツアーは、大島町の火山防災を勉強することが目的で、翌日は、町の防災対策室や気象庁火山防災連絡事務所の職員の方から話を聞く予定とのことでした。

できる限り、活火山の島の暮らしや火山観測などのお話をしながら、せっせと歩いた午後でした。
少しでも、今回の旅の目的が、達成されていたら嬉しいです。

短い時間でしたが、皆さんと、伊豆大島火山をご一緒できて楽しかったです😊

(かな)