8月11日、ご両親&小2・小4・小6のお子様たちとで、三原山〜裏砂漠ツアーへ。
山は濃霧&強風予報だったのでコース短縮も提案しましたが、去年すでに裏砂漠を2ルート体験済みとのこと。
「三原山に登って裏砂漠から森へ抜けたい」というご希望で、「まずは登って様子を見ましょう」とスタートしました。
山頂付近は南西の風で肌寒く、気温はなんと約24℃。(昨年夏の炎天下より20度以上低い!)

レインウェアがちょうどいいくらいでした。
歩きはじめてすぐ、お父さんが「これがサルトリイバラか〜!」と興味を持たれているので不思議に思い、理由を聞くと、職場のコンプライアンス研修でこの植物が出てきたのだとか。

北朝鮮から、サルトリイバラの葉を輸入することは法律で禁止されているそうで、奥様が新聞記事を見せてくれました。すると小4の息子さんが「フェイクニュースじゃないの?」とツッコミ。お父さんは「ちゃんと信頼できる情報だよ」と返す。しっかり者の小学4年生に感心しました。

みんなでサルトリイバラと一緒に写真を撮ってから次へ。
景色は望めなかったものの、滑らかな溶岩の丘に登って遊び、

マグマのしぶき(スコリア)降らし実験も成功しました。

この後小学4年生は、「かまど」のような形の溶岩を見つけ、鍋を置けるように小石で丸く囲んだそうです。(「あとで確認するね」と約束したので、今度見に行かなくては!)
もちろん、全員でゴツゴツ溶岩にも登りました。

虫探し名人の子どもたちは、ピカピカのコガネムシの仲間や

左巻きのカタツムリを発見!(最近、見つかるのは右巻きばかりだったので、久しぶりの登場でした)

さらに、ニッポンマイマイが道路を横断する場面にも遭遇!

やや、かさ高で、細長いボディの持ち主。普段は森などで見かけることが多く、道路に這い出てくるのは珍しいです。

霧の日は、陸の貝たちが活発で面白いですね〜。
1cmぐらいの小さな虫も、子どもたちが見つけて教えてくれました。

写真はややピンぼけ…シロオビアワフキかな?

視界ゼロでも涼しいので、子どもたちは元気に坂を駆け上がり、

大岩に到着。

「きっと火口は見えないから」と火口展望所まで行かずに、トイレに寄ってから裏砂漠に降りることになりました。
その前に神社にお参り。

何をお願いしていたのでしょう…?

「ゴジラ」を食べてから(?)トイレの建物へ。

すると風が急に強くなり、「ゴ〜〜!」と、うなり始めました。
午後から弱まる予報だったので、少し驚きました。

でも男の子たちは、“すごい風”がメチャメチャ楽しそうでした😆
…ここまでが前半戦。
長くなるので、後半の裏砂漠〜森の様子は次回に続きます!
(かな)