8月16日の一日ツアーは、東京からいらしたお母さん&息子さんと、火口と裏砂漠を回る予定でした。が…、三原山は朝から霧の中!
午後の方がまだチャンスがありそうと判断し、先に裏砂漠へ向かいました。
途中で、桜株に立ち寄り。

「1本の木が、株に分かれて並んで生えているのがすごい」と感心されていました。
桜の下には、立派なヨウシュヤマゴボウが!

以前はなかったのに、勝手に入り込んできて堂々たる姿!
すごい生命力ですねぇ。
「月と砂漠ライン」からアクセスし、歩き始めたのですが、行く手に霧が降りてきて嫌な予感…😅

でも足元には原始的のシダと言われる「トウゲシバ」が、いくつも生えているのを発見したり、

諸々、観察しながら進みました。
裏砂漠は…動き回る白い霧が迫力ありましたが、景色はほぼ見えず、白と黒の世界。

お茶を飲んだり、草の中の大きなアシタバを観察したりしながら、30分以上粘りましたが、

結局は晴れず、記念撮影だけして帰ることに。

息子さんの「これは、これで良かったってことで」という大人な一言で、気持ちが切り替わりました😀
帰り道はさらに霧が濃く、幻想的な雰囲気に包まれました。

何種類ものセミが大音響で鳴き、特にミンミンゼミの声が目立ちました。
お客様のお住まいの周辺では、最近アブラゼミばかりで、ミンミンゼミの声は、ほとんど聞けなくなったとのこと。(なんの影響なのでしょうか?)
霧の森の中では、咲き終わったガクアジサイの飾り花が白く浮かび上がって見え、

見上げる高さに、こんな可愛い姿を見せてくれている個体もいました。

💕
車での移動中には、旬のラセイタタマアジサイがきれいな場所で停車し、

膨らんだ玉が花開く様子を観察。

本土よりもずっと大きく、ダイナミックに咲く伊豆諸島の花です😀
その後、海岸にオオシマハイネズが這う景観を楽しみ、

波治加麻神社へも立ち寄り。

森の木々を眺めていたお客様が、「ここに神社を立てた人の気持ちがわかる気がします」と言ってくれたのが嬉しかったです。

「泉津切り通し」にも立ち寄りました。

この場所は若い人々で賑わっていて、この日のツアー中、一番の人出でした(賑わいの写真はありませんが)
その後は1時間強、自由にジオノスを見学していただきました。
再びお迎えに行くと、「子どもでもわかる言葉なのに、内容が濃くてすごく面白い!」と大絶賛されていました〜。
ジオノス見学後は、伊豆大島らしい溶岩の風景を見たいただくため、再び“霧”の三原山へ。

息子さんは「溶けていたぞー」と体感できるような石を発見し、見せてくれました。

溶岩ゴツゴツの地形を登り、

38年前の溶岩と、74年前の溶岩の上で広がる植物たちの違いを、ご覧いただきました。

イタドリの花も咲き始め、夏の終わりが近づいているのを感じました。

かなり変則的な一日ツアーとなりましたが、最後にお母様が「本当に楽しかったです!」とおっしゃってくださり、別れがたい気持ちになってツアーを終えました。
火山・森・海岸と、伊豆大島の多様な自然の一端を楽しんでいただけていたら嬉しいです。
ツアーご参加ありがとうございました。
またぜひ、霧の出ない季節に、お越しください〜。
(かな)