一昨日のブログで田中が報告していた箕面自由学園の探求学習を目的とした修学旅行。
昨年は、生徒さん5人+先生をご案内しましたが、その時の生徒さんの素敵な報告のおかげで、今回はなんと10倍以上。生徒さん72人+先生3人で来島してくれました。
予定では、午前中はガイド4人で裏砂漠と三原山の2コースを案内、午後からはバス2台で島の外周を回る予定でした。しかし…、スタート予定の8時はまだ雨が強く、9時ごろから弱まる予報…。
で、8時から9時の間は、屋内で「探求テーマに沿って地元ガイドが答える時間」を設けました。

(このことについては、一昨日のブログで田中が報告してくれています)
9時から雨が小降りになったので、私は三原山へ。
北風が強く、傘を差しても体が濡れてしまうため、登山はやめて麓の溶岩エリアを歩くことにしました。

最も高い場所は、「パホイホイ溶岩の丘」。

その後、もちろんゴツゴツの「アア溶岩」の上にも登りました。
女子生徒さんは笑顔でポーズを取り、

男子生徒さんは「穴が空いてる!」と、興味深そうにみんなで溶岩を観察していました。

最後に山頂ジオパーク展で動画を見てもらい、展示物に触れて観察してから、壁の写真の前で記念撮影。

リアルに見てもらえず、残念ですが😅
午後からは2台のバスに分かれ、時計回りと反時計回りで島を一周しました。
私のチームはまず砂防ダムへ。
火山島での暮らしと、土砂災害のときに、このダムがどのように働いたのかを説明した後は…

構造物の頑丈さを体で感じる時間に?

男子だけでなく女子も。

謎の筋トレ??

😆
地層大切断面では、最初はみんなで観察&鑑賞していましたが、やがて…

「制限時間にどこまで行けるか」を競い合い、あっという間に米粒のように小さくなる男子の姿が…!
砂の浜でも同じように、あっという間に数人が走り出し、砂浜の端まで走っていく男子がいる一方で

「ふわふわ〜!」と、砂の感触を楽しむ声も聞かれました。

そして、この日も数人が、波で靴が水没!

でも、負けずに記念撮影していました😆
その後は、「噴火でできた火口の中に人が暮らす風景」を見に波浮港へ。

歩きながら、「この景色すごく好き!」という声があちこちから上がっていました。

自由時間には、200段以上の階段を駆け上がって上の町まで行く人(地元の高校生と出会って交流したそうです)、

新しくできたクレープ屋さんでクレープを買う人など、

それぞれに「火口の中の町」を楽しんでいました。
最後は「海と火山が出会うと、こうなる」という出来事が、色々見られる筆島へ。

北東の風が強く、波が砕け散って迫力満点。

あっという間に岩場に降りてしまった元気な男子たちには、ヒヤヒヤしましたが、全員無事に観察を終えました。
地面を見て「アボカドみたい!」と発見を楽しむ生徒さんもいて、面白かったです。

ということで、雨で始まった一日でしたが、午後は天候も回復し、無事に島を回ることができました。
探求学習の答えを自分の目で確かめ、体で感じ取ってくれたことを願っています。
生徒さんたちは伊豆大島以外に、富士山や鎌倉、つくばなどを旅していて、翌日は東京で発表会、その翌日はみんなでディズニーランドへ行くとのこと。天気も回復し、きっと楽しい旅行になったことと思います。
みなさん、ありがとうございました!!
(かな)