生きもの好きのご夫婦と。

一昨日、埼玉県からお越しのご夫婦と、裏砂漠の半日ツアーに行ってきました。

奥様は植物が大好きで、旦那様は釣りと野鳥が好きという、素敵なお二人。
ツアーは、ツルグミのシルバーの葉とサルトリイバラの丸い緑の葉が絡み合う、アートな景観からスタートしました。

上から下まで、1m以上ありそうな見事な作品です!

樹海の中では、すぐ近でウグイスの声が響いてたので

「あそこにいる!」と、しばしウグイス探し!

この後、奥様が感動されていたのは、この風景です。

マユミの蕾がふくらみ、1cmぐらいの花が1〜2輪咲いていて、「かわいい」とおっしゃっていました。

「こんなに小さい花に、よく気がつくなぁ〜」と感心しました。

森の中の道を進んでいくと、暗い森の木漏れ日の下に、なんとコケリンドウが1輪咲いていました!

日の当たる草地を好むので、このコースではあまり見られない花。まるで自然からのスペシャルサービスのようで、嬉しかったです。

さらに奥様は、近くでイズホソバテンナンショウの、極小サイズの花を発見して、教えてくれました。(写真左にいる小さな、全身緑色の植物)

靴と並べて写真を撮ったのですが、今まで見た中で一番小さかったと思います。

その後も、蛇腹のように折り重なったオオバヤシャブシの、美しい若葉の形に見惚れたり

オオシマザクラの実の、艶やかな赤色に感動したり、

奥様が昔、ハチジョウイタドリの若葉を食べた記憶を語ってくださったり。

❤️

コケにも興味を持たれていたので、足元の黄色いコケを覗き込んでみました。
すると…

若葉を開く直前の状態のものが、「モンブラン(ケーキの)みたい」との感想が!

ものすご〜く共感しました(笑)

ツアー中、お客様がしきりに感動されていたのは、丸くて立派なサルトリイバラの実でした。

「こんなにたくさんのサルトリイバラは、今まで見たことがない」とおっしゃっていました。

お客様は世界中を旅されている方々だったので、「そうか〜。他にあまりない風景なのか!」と、見慣れた景色の貴重さに気づき、嬉しい気持ちになりました😌

ほかにも、葉っぱの中にすっぽり収まったカタツムリや、

卵を抱えて歩いていたコモリグモなど(いつも見るウズキコモリグとは少し違って見えました)

ひとつひとつ丁寧に観察しては感動されていました。

裏砂漠では、ハチジョウイタドリの根から再生した若葉(左)と、タネから再生した若葉(右の小さいの)を見比べ

大地に寝転がって「地球をおんぶしてる」という素敵な表現で、感想を語ってくれました。

「素敵な感性だなぁ」と感動しました。

最後の大発見は、道をヨタヨタ横断中だったミノムシです。

「ミノムシが歩いてるのを見たのは初めて!」と盛り上がりました。

踏まれてしまいそうだったので、救出するかどうかを話し合い、近くの葉に移動させようと持ち上げると、小石が一緒についてきました!! 「足で支えているの?」、「いや、体につけた葉の一部では?」と、さらに盛り上がり…

その様子を写真に撮って、お客様が送ってくださいました。(足のように見えるけれど、この位置から足が出るのかまだ疑問…😅)

生きもの好きのお客様たちと、丁寧に自然を味わう時間が持てて、とても楽しいひとときでした。
ツアーご参加、ありがとうございました!!

(かな)