
そういうものだとは知っているし、
何度か見ているのに、やはりギョッとしてしまいます。
室内で作業をしていると、ガラス窓の向こうからオオカマキリが覗いているように見えました。
この時季、家の外壁や網戸などに、よじ登っているカマキリを
見かけることが多いですが、何してるのでしょう?
しばらくすると、
1匹のカマキリが捕まって胴の部分を食べられていました。
じゃましないでよ!って感じです(汗)交尾をしようと近づいたオスが食べられてしまう
・・・そんなことが時々あります。
カマキリは、動くものを捕食する習性があります。
こんな具合にカマキリ同士の共食い(ともぐい)も珍しくないようです。
一昨日の11:00頃です。ブランチでしょうか?
この時もオスが犠牲になったものと思い込んでいました。
ブログに使おうと写真を選んでいて、オスにしては獲物の腹部が大きいことに気付きました。
1枚上の写真の翅が白っぽくも見えますし、
後ろ翅が透明にも見えることからすると、ハラビロカミキリ?
あなたの命を私の命とさせて頂きます。
ここまで↑背中まで45分ほどで食べました。今日、元町のお寺「潮音寺」さんの掲示板(黒板)に書かれていたお言葉↓。
「いただきます」
命を食べて 生きている 罪の重さを 知らず
う~ん・・・深いですね~。
カマ↑や他の脚などの硬い部分は、食べずに残されていました。
このカマを見ると幅が狭いので、
ウスバカマキリだったのか?・・・と思われます。
食後は網戸を登って行きました。約2時間後に網戸の上の方を見てみると、
珍しく、オオカマキリの卵嚢(らんのう)のような形状の?卵のうが付いているではありませんか!?
こんな場所に卵のうを付けるコカマキリやチョウセンカマキリ、
ハラビロカマキリの卵のうとは形状が異なります。
残念ながら、
網戸の上の産卵シーンを観察したわけではないので、
食事をしたのとは別個体の卵のうなのかも知れません。
通常のオオカマキリの卵のうは↓、
細い木の枝やススキ、竹、草の茎などに卵を産み付けます。フワフワした感じの丸型です。細かい泡が卵の周囲を固めて守り、
この中に約200個弱の卵が入っているそうです。
これからの寒い風や雪などから、卵を守って春を待ちます。
(なるせ)