水捧ぐアンコ

今年の夏は雨の少なかった大島ですが、雨水を利用していた島ではさぞ水に苦労したことでしょう。

島の娘はこんな感じで水汲みをしたようです(子供たちの仕事でもあります)


木彫りのお土産品にも



こんな桶に水は七分目ぐらい入れて運ぶのだそうですが、私だったら空の桶でも落としそうだし苦労して運んでも最後に落としてしまいそう。最後にと言うのは桶を頭から下ろす時です。 と 言うと『台を使うのよ』と教えて貰いました。要するに水桶を井戸のヘリに上げてそこから頭に載せて、下ろす時も腰を少しかかめて台に下ろしてから持ち替えて瓶に水を入れる。島で育った人なら子供のころからの仕事だから楽にできる事も他から島に嫁に来た人は苦労しそう

これは観光の撮影用でしたね。たぶん


瓶はこのような物ですが、これはごくごく小さい物だそうですがこれでも何回運ばなくてはならないのでしょうか?私には島の嫁は務まりません。


こんな瓶もありました。これは味噌を作ったりお漬物をつけたりしたのではないかとの事。
畑で大豆を作ったり、胡瓜や大根も作らなくてはならないのですね。

毎日の生活に必要な水。その水が容易に手に入らなかった島の暮らしは今から比べると大変です。
あ~今の生活で良かった(しま)