朝の飛行機で到着後、すぐに町長への表敬訪問。

2つの火山島の代表らしく、噴火写真の前で記念撮影。
そして献花台へ。

その後、町に迫った溶岩流を見ていただきました。

ハワイ島は伊豆大島と同じような、粘りが少なく冷えると黒く固まるタイプの溶岩を流す火山です。
ハワイは今も噴火をしており、溶岩が道路をふさぎ、民家をのみこもうとしているそうです。
スマホで噴火による被害をこまめにチェックし、とても心配されている様子でした。
27年前に元町の民家近くまで流れて来た溶岩が、黒々とした状態で残る景色はかなり「生もの」だと思っていましたが、ハワイ島は「今まさに、流れている」のですよね。
噴火は島に新しい大地を作りますが、溶岩が民家を取り巻いてゆく様子を見ると「住んでいる人の気持ちはどんなだろうと」考え、なんともいたたまれないような気持ちになります…。
さて、元町溶岩流の次は“ホテル椿園”さんを、訪ねました。
椿園のご夫妻のお祖父さんが町長をされていた時代にハワイ島と伊豆大島の姉妹都市が締結されたそうです。
土砂災害を奇跡的に免れた安永元年の建物の中には、ハワイから送られた飾りが置かれていました。

被害にあったホテルの玄関に、ずっと飾られていたものだそうです。
昔の写真を見ながら、ひとしきり共通の知り合いの話しに花が咲き、時が過ぎました。
ホテル椿園、屋上からの眺め。

流されずに残った椿の木(写真右下)に、花が咲いていました!
この椿の花の開花は、嬉しかったです。

椿の木が、見る人を励ましてくれているようにも感じられます。
で…
みんなで写真を撮りました。

椿よ、ありがとう~!
波浮の港でランチを取り、その後裏砂漠へ。
みんなで「アロハ~!」と言いながら、親指と小指を立てるのが、ハワイ流の「ピース」のようです。

ハワイにも砂漠のような景色があるのか聞いた見たら「カウ砂漠」という黒い砂漠があると教えてくれました。
ところでR氏は、大島の景色と同様に、人との触れ合いをとても楽しんでくれていました。
40年間ここで手作りお土産を売っているお店では…

いっぱい買い物をしてくれました。
椿花ガーデンでは、園長さんが自ら園内を案内。

早咲き椿を紹介してくれました。
広大な敷地をいつもキレイに手入れをされている、超・働き者の園長さん。
人が手をかけているから、ここの園内が居心地が良いのだと思います。
この椿も、小さな苗木の時代から20年近く世話をして育てたそうです。

その話しを聞いて感嘆の声を漏らし、熱心に椿の木を撮影するR氏…どんな写真が撮れたのでしょか?
もしかしたら…こんな風景?

椿と、淡いピンクの雲に包まれた富士山が素敵でした。
こんな景色が撮れるのは、もしかしたらここだけかも!?
そして深層水を使って理想の塩を追い求める阪本氏のプラントへ。

ここでも、熱心に話しを聞き、質問されていました。
最後に、ハワイ島から送られた木の象を訪ねて郷土資料館に行きました。

火山島同士の50年以上に及ぶ交流…素敵ですね!
ハワイ島が少し近くなったように感じた1日でした。
(カナ)