首都大学東京の学生さんとの三原山ツアー

一昨日、首都大学東京の学生さん達の合宿をガイド仲間の中林さんと一緒に案内しました。

前日までは雨の予報だったので、雨の日メニューを考えて臨んだところ・・・

三原山は青空!

先生を入れて19名を2斑に分けてのスタート。

私の斑は、まず山頂ジオパーク展で噴火動画を見てから出発しました。


ウツギやコゴメウツギなどのカワイイ花があちこちで咲いているので、ついつい寄り道。


学生さん達が、とても楽しそうに写真を撮っています。

被写体は何でしょう?

世界にただひとつの“教授椅子?”に座った菊地先生(首都大教授&日本ジオパーク委員会委員)です!


国立公園の特別保護地区にあたるカルデラの中も、人が歩く分には自然公園法による規制がないのが伊豆大島のステキなところです。

みんなで歩いたり、触ったりして『火山』を体感できます。

山を登っていくと、中林さんがガイドを担当するチームが歩いてくるのが見えました。

今回はそれぞれ個性の違うガイドツアーを学生さん達に体験させて、後で情報交換&共有をする計画のようです。

気持ちの良い青空!

最初は三原山を短めにしてバスで外周を回る計画を立てていたのですが、歩いている途中に、学生さん達は2日目と3日目にレンタカーやレンタサイクルで、自分たちで外周を回ることがわかり、菊地先生とも「火口を見せたいよね」という話になって、結局フルコースを歩くことになりました。

でっかい火口についた時は「来て良かった!」という声が聞こえていましたが、その後の行程は皆やや疲れ気味に・・・

湿度が高かったからかもしれませんが、この日は私も、普段より疲れました。

で、所々で休みながら・・・


頑張って歩きました。

大学院生(確か)はずっとビデオでガイドシーンを録画しながら歩いていました。

ちなみに今回、私はボイスレコーダーGPSもつけて歩きました。様々な角度から分析し観光のあり方を研究するようです。(「疲れた~」というガイドのつぶやきも入っているかも・笑)

裏砂漠では、全員で少し長めに休憩しました。


そして恒例の・・・


ジャンプ~!

何度かのやり直しの後、最後は全員で見事に飛びました!
先生も一緒にジャンプしてくれる教室(学部?) って、楽しそうですね。

この後は、ゴツゴツ溶岩地帯や草地や森を抜け、全8kmの行程を終了しました。
皆さんお疲れ様でした~。

学生さん達は、翌日もレンタサイクルで三原山への登山道路を滑走していました。
伊豆大島で、どんな観光資源を見つけてくれたのでしょう?

いつか聞いてみたいです。

(カナ)