お客様からは全盲の方27名と付き添い27名の合計54名を、
3名でガイドしてほしいと依頼を受けました。
で、先日「伊豆大島ジオパーク認定ジオガイド」の若手ガイドさん達と下見に行って来ました。
視覚以外の五感を使って、どうやって『地球』を感じてもらえるか?
まずは室内で「音」を使って、噴火や溶岩の流れをイメージしてもらう方法を話しあいました。
その後、火山灰の手触りを試すために斜面に立ち寄りましたが…

雨のしみこんだ火山灰は…重かったです(^_^;

まあ、ツアーの日が雨ということもあるはずなので(^_^;
噴火後の植物の再生を語る上で大切な植物「オオバヤシャブシ」

「葉の細かい特徴は良くわからないので、全体の感じを触ってもらおう」と話しあいました。
噴火後の溶岩の上に最初に芽生えるハチジョウイタドリも、ぜひ紹介したい植物です。

「この場所いいよね」と意見が一致しました(^_^)
小さなタネに「翼」と呼ばれる「風に飛ぶための仕組み」があることも、このタネが海を渡ってきた強い風に運ばれてゴツゴツの溶岩にひっかかり、そこに根を張ろうとすることも、思い描いてもらえたら嬉しいのですが…

縄模様の溶岩では「どの方向から触ると『縄』の形がわかりやすいか?」を話しあいました。

声が響く避難壕の中に入ってもらって…

活火山の島で暮らすために、どんな観測や防災対策が行われているのかを伝えたいと思います。
そして今回の下見で一番確認したかったことが…

ゴツゴツガラガラの溶岩に登ることの安全性でした。
いつも登る5m位の高さの溶岩を、目をつぶって2回往復しました。

横並びだと不安感があるけれど…
2人で前後に並び前の人の肩につかまってゆっくり歩けば、何とか登れることがわかりました。

「登った感覚で溶岩の厚みもわかるよね」という意見も(^_^)
溶岩の上に逞しく生きている植物を触って確認する…の図。

「人数が多いから、こことあそこで観察かな」とイメージトレーニング。

足元が危ない人には、登らずに溶岩を体験できる場所を探しました。
さて、下見を追えた後は、三原山の麓を歩いて「幻の湖」を目指しました。
いっぱい雨が降ったから、いっぱい水が溜まっていました。
みんな長靴を履いていたけれど、裸足になって水の中へ!

「これを体験したもらえたら良いのに…」という声も聞かれました。
残念ながら時間が足りないので,ここまでは来られませんが(^_^;
来週はお客様と一緒に、視覚以外の方法で『地球の物語』を楽しみたいと、ガイド一同張り切っています。
頑張ります〜(^▽^)
(カナ)