今年は2日目が「雨」の予報だったため、スケジュールを一部3日目と入れ替えました。
2日目は朝一番で店に来てもらい、前日の復習と2〜3日目の見学先のプレゼン。
噴火動画も鑑賞しました。
その後、大島牛乳の工場へ。
大島の産業(椿油や製塩、くさやや牛乳など)は、その歴史をたどると全て火山島の大地や気候風土につながります。
なので滞在中に1箇所は、産業の見学をしてもらいたいと思っていました。
それで今年は、大島牛乳社長でジオガイドでもある白井さんにお願いして、牛乳を作る工程や、大島での牛乳の歴史など説明していただきました。

説明後「大島牛乳アイスを食べて、牛乳を飲んてみよう」という先生の提案に、みんな大喜び☺️

「おいしい〜!!」「持って帰りたい!」「コンビニで売ればいいのに!」と大絶賛でした。
「実は牛乳マニア」の先生と、大量生産ではできない「手作りの仕事」に重きをおく先生。

お2人も「牛乳もアイスも美味しい!」と大絶賛。(きっと白井さんの「牛乳作りへの思い」が伝わって、より美味しさが増したのではないかと思います)
工場見学後は、海のそばに火口があったと思われる「赤はげ」へ。

フト足元を見たら…
生徒さんが、足元の石でグラデーションを作っていました!

やるなぁ〜☺️
島の荒地に生えるニオイウツギが満開でした!

三原山はまだほとんどが蕾ですが、海のそばは今が見頃です!
午後は火山博物館へ。

山田先生が3時間、実験を交えつつ説明してくれたようです。
夕方から「極相林(植物の種類や構造が安定し、大きく変化しなくなった森)」を見るために、薬師堂へ。

頭上高くに枝を伸ばす巨木に「すげ〜」の声も☺️
生物の先生の「お!ギャップだ!ギャップはなかなか見られないんだぞ!」という言葉に、みんなで空を見上げました。

木々の葉の間にぽっかり空いた空間…この下には社があります。
いつか巨木がさらに成長したら、この空間がなくなることもあるのでしょうか?
続いて砂防ダムで、伊豆大島の土砂災害対策を説明して…

元町溶岩流へ。
3年半前の土砂崩れが溶岩を覆ったところでは、木々がものすごい勢いで成長して、数m藪漕ぎしないと溶岩に到達できない状態になっていました。

2ヶ月前とは全然違う状態です(驚)
でもたくましい生徒さんたちは、ためらわずに木々をかき分けて、溶岩の上へ。

溶岩歩きを楽しんでいました☺️
夜は星空は望めなかったので、暗さと雨上がりを利用して「光るキノコ」を探しに行きました。

2日前に下見をした時のキノコたちは激減して、とても最盛期とは言えない状態でしたが、1箇所だけ綺麗に光っていて盛り上がりました☺️(写真はありません〜)
そして最終日。
私は別のツアーに行っていたので、柳場が地層切断面、波浮港、筆島、砂の浜と案内しました。

みんなとても元気で、最後の砂の浜でも裸足になって、波と遊んでいたようです。
高校生たちの生き生きした姿に、頼もしさを感じた3日間でした☺️
おまけ。
地面に落ちたスダジイの花(たぶん)を体中につけたミミズに出会いました!

オシャレな(?)ミミズに感動〜!…していたのは私だけ?(笑)
(かな)