様々な景色中で

昨日、大島の小学校で科学実験のボランティアする予定だったお母さんと娘さんの、半日+αのツアーに行ってきました。(ボランティアは学校のインフルエンザの流行で中止になったとのこと)

最初に「きれい!」と盛り上がったのが、この風景の中。

斜め横から差し込む光が、とても美しかったのです!

オオムラサキシキブの実も、青空に映えていました。


理科の先生でもあるお母さんは自然全般に詳しくて、マユミのピンクの実を見て「東京ではもうとっくに実が落ちてしまった」とか…


ハチジョウイタドリの、てんこ盛りのタネを見て「こんな状態でいっぱい付いているイタドリのタネは見たことがない」と教えてくれました。

島の環境に合わせで変化したハチジョウイタドリ。
荒地で生き残るために、たくさんのタネをつけるようになったのでしょうか??

お2人は「黒い地面」を「素敵!」と、目一杯褒めてくれました。

青空に白い筋状の雲がどんどん伸びて行くのが素敵で、しばらく空を見上げました。

娘さんは、時々混ざる苔や地衣類の白が「オレオの黒いクッキーに白いクリームが挟まれているみたい」とおっしゃっていました。

オレオクッキー!
今まで考えたこともなかったけれど、そうかもしれません☺️

生っぽい(?)溶岩を見るため、ちょっぴり寄り道したので、新たな動物?とも出会いました。

これ、ぜったいナニカですよね?
カンガルーかな?鳥かな??

お客様に「これなんですか?」と尋ねられたのはウツギの実。


実の下が裂けて、タネが弾けた後のようでした。

季節がどんどん進んでいますね〜。

風の弱い裏砂漠喫茶店で、幸せなティータイム☺️


樹海では、溶岩の亀裂を割っていく植物の根に「アンコールワットの植物と同じだ」と教えてもらいました。


光の関係か、ちょっぴりしか赤くならないオオモミジの紅葉を楽しみ…


晴天続きで明るい黄色の地層を眺め…


時間があったので、黒い砂浜へ!

お2人とも、波に転がされて丸くなった石を見てしきりに「かわいい!」「かわいい!!」とおっしゃっていました。

私も、ふと足元を見たら、口を開けて私を見上げている石と目があったもので…

目玉を入れてあげました☺️

なかなか可愛いと思うんですが、いかがでしょう〜?


伊豆大島火山の様々な姿を、お客様と一緒に楽しんだ幸せな時間でした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)