センニンソウ物語・その1

島ではまだまだセンニンソウの花盛りが続いています。

花が目につき始めてから3週間以上経っているような気がするのですが、ずいぶん花の時期が長いのですね。(例年この時期は忙しく、あまり意識して見ていなかったような…)

木の上に這い上がり、空に向かって花を咲かせるセンニンソウ


雪のようで綺麗だなぁ…と、見とれていたら…


まだ蕾のものから既に咲き終わったものまで、様々な成長段階のものが混在していることに気づいて、がぜん興味が湧いてきました。


蕾みが開いたばかりのものは、なんとも若々しい姿!

蕾の中にはぎっしり“おしべ(雄しべ)”が詰まっていたんですね!
いったい何本あるんでしょう?(約40本と書いてある資料発見!)

いっぱいある雄しべは“へら”みたいで、花粉がついている感じはありません。

真ん中に形の違うものが見えていますが、これが花粉をキャッチする“めしべ(雌しべ)”かな?

ほぼ全開の花…華やかです!

“おしべ”には花粉らしきものがついていて、“めしべ”もチョット姿を現しはじめました。
ちなみに、白い花弁(花びら)に見えるものは、実は“がく”なのだそうです。

こちらも華やかだけれど、少しだけフレッシュさに欠けるような?(笑)

“めしべ”が目立ち、女王様のように“おしべ達”を従えているような感じ…
に見えるのは私だけでしょうか?(^^;;

そして次なる段階として…

“がく”が落ちてしまい“めしべ”とその下の“花柱”と呼ばれる部分が目立っているものを発見!


全て落ちてしまい、残るは茶色い小さな出っ張りのみのものもありました。
(ピンボケのハナグモが写っていますが、無視してください〜(^◇^;)

この状態から、どう変化して「仙人の髭」みたいなタネになるのでしょう?

う〜む…タネができるまでの経過を知らない…
観察しなくちゃ!

…ということで、続きは秋の終わりまでお待ちください〜😃

(かな)