2022火山合宿(北海道編)・その2

火山合宿2日目は、洞爺湖でモーターボート(後日報告予定)に乗った後、江川さんとの岬ツアーへ。
5月のオンラインツアーをベースに、この日のコースを組み立ててくれました。


途中、2000年の噴火で被災した幼稚園跡に立ち寄りました。
前に行った時よりも、さらに樹木が成長し、建物内から光を求めて窓の外に出てきていたので驚きました!

雨が降っていたので、水が池に斜めに溜まっていて、この場所の大地が大きな力で動いたことが良くわかりました。

空中を飛んできて地面にめり込んだ石を見ると、

この地域の人の暮らしは、まさに火山と共にあるのだなぁ…と感じます。

続いて、いよいよオンラインツアーの舞台となった磯を歩きます。
崩れた有珠山が作った「流れ山」が、いろいろな生きものたちの住処になり、縄文時代から人々も暮らしてきた場所です。

江川さんが大きな傘を用意してくれていました💖

オンラインツアーにも出てきた大きな昆布が、岩の上に落ちていました!
初めて見る、生の大きな昆布❣️かっこいい〜💖

貝ON貝が、可愛い〜(笑)


流れ山が運んできた溶岩には、牡蠣がビッシリついていて驚きました!(高級な牡蠣がこんなにいるとは!!)

牡蠣の隙間に、たくさんの小さな黒い貝が集まっている光景も見かけました。

タマキビという貝らしいのですが、大島のタマキビはもっと白っぽくて小さいので、ずいぶんイメージが違いました。
小豆をかけたデザートのように見えたのは、私だけ??(笑)

その後移動して、この場所へ。

オンラインツアーでは、有珠山の上から瞬間移動してやってきた場所、アルトリ岬です!
私たちも、忍法を使ってやってきました(ウソです・笑)

眼下の海には、有珠山が崩れてできた「流れ山」がいくつも見えました。

オンラインツアーで見た風景を、実際に見られて感激しました。
(予備知識がないまま景色を見るより、絶対に楽しいと思います😊)

伊豆大島の裏砂漠で天下をとっているイタドリが、島の3倍ぐらいの大きさになり、ほかの植物に紛れながらもたくましく生きているのも面白かったです。

(写真の左下にある大きな葉っぱが、全部オオイタドリと呼ばれる植物です)

さて、オンラインツアーでは手こぎボートに乗りましたが、リアルツアーは岬の森歩きを楽しみました。

所々に点在する巨木。

大島ではかなり秘境にあって、最近見ていないウバユリ(まだ蕾)の群生!

同じく大島にもあるけれど、やや大きめのサルナシの花。

ネギのような味と香りがする何かの花。

(名前は失念😅)

岬の森から見える海の風景は、流れ山!

そしてピンク色の花は伊豆大島にはないハマナス

「顔はめ」ができる溶岩の穴が、ここにもありました!

ちょっと小さめだけど、まん丸で羨ましい(笑)

ってことで、みんなであれこれ観察しながら、雨の森を楽しみました。

「森よ〜❣️」笑

このあと、ある場所で、ガイドの江川さんが用意してくれた暖かいハーブティーと手作りのお菓子タイム!その日の気温や場所に合わせてお茶の準備をしてくれて、またまた幸せな時間を過ごしました(感謝)

江川さんのツアーは、2回とも楽しく歩いているうちに、いつの間にか元の場所に戻ってくる一筆書コースでした。効率よく、その場所の魅力に触れられるのは、ガイドツアーならでは!
して我々の興味関心を受け止めて、コースを組んでくれるのは、江川さんならではだと思います❣️

ダイナミックな火山風景はもちろんコーフンしますが(笑)火山が崩れたことでできた海岸や森を、じっくり歩くのも楽しいです😊

この日のツアーは、こちらのページのツアー7「ノット(アイヌ語で岬)ツアー〜岬歩きで森と海に遊ぶ〜」で体験できます😊

(かな)