いっぱい歩いた!

昨日は12時少し前のスタートで、15名のお客様と火口〜裏砂漠を歩いて来ました。
静岡県の旅行会社主催ツアーの皆さんです)

植物好きのお客様が複数いらっしゃって、この葉っぱを見て「サルトリイバラだ」とズバリ正解。

茎にトゲがないことに、興味を持たれていました。

イヌツゲの黒い実にも注目し

「(本土では)低木なのに…」とおっしゃっていました。

一輪だけ咲き残っていたアザミ の花を見つけた時には

「越冬するつもり?」と声をかけていて、なんだかとてもホッコリしました☺️

海の向こうに見える富士山は、昨日も人気の的。
でも同時に、手前の溶岩が「食用蛙に見える!」と、いうことでも盛り上がりました(笑)


火口一周コースの開始地点。

風が結構強く、ギリギリまで火口を一周するかを悩みましたが、午後から風が弱まる予報で揃っていたので、チャレンジすることにしました。

歩き始めて間もなく「マユミがある」とお客様。

確かに、しっかり育ったマユミの木が!
いつも歩いている場所なのに、指摘されて初めて気がつきました💦

ところで、昨日の日没は16時30分ごろ。

14時に火口展望所に到達した時には、火口の中に黒い影が伸び、赤い火口が見えたのは一部分だけでした。

でも低い位置の太陽の光が、溶岩の形を浮き上がらせる風景は迫力があり

モクモク立ち昇る噴気もなかな盛大で、「大丈夫ですか?(噴火しませんか?)」という声が聞こえてくるほどでした。

白い太陽に吸い込まれていくような噴気が撮りたくて、ちょっぴり粘りましたが

あまり時間もないので、このぐらいで撤収〜(笑)

お客様から「初めて体験する風」という声も聞かれる強風の中、無事歩ききり(それでも前日より弱かった)

進行方向を見たら

黒い山の向こうに、小さくなった富士山が浮かんでいました☺️
(小さくなったのは、裾野が雲に隠れたからです。笑)

下山後、マグマのしぶきで埋め立てられてできた丘が、太陽に照らされてオレンジ色に見えました。

「あそこが綺麗」という場所をお客様に指し示してもらいました。

一緒に、この景色の中に、身を置いていたという証に☺️

この後も裏砂漠、溶岩地帯、森を抜けて、日没少し前に無事ツアーを終えました。
この日の歩数は17.000歩。距離は約10km。
「いっぱい歩いた〜」と言い合いながら、楽しく歩きました。

皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!!

(かな)