
天気は、潔いほどの…濃霧! しかも、強風が予想されていました。
でも、超絶目の良いHさん(鳥の専門家)が、何も見えない地面を見つめながら「カメムシがいる!」と…

そこには、今までみた記憶のない、小さな(絶対踏んでしまいそうな)カメムシが歩いていました。

Hさんが、職場(博物館)の同僚の虫の専門家に写真を送ったところ、「オオモンシロナガカメムシで、生息地は〜」とあっという間に名前が判明!(羨ましい職場です〜)
そしてリュックから大きな双眼鏡を出し、霧の向こうに霞む鳥(ホオジロ)を教えてくれました。

(「この位置からこの角度で見ると〇〇にいますよ」と、お客様にアドバイス中)
葉っぱや道の上にいる小さなカタツムリや

ジオ・ロックガーデンで1つだけ咲いていたサクユリも、見つけて教えてくれました。

めちゃ目がいい! 岩石専門家のMさんも、Hさんのことを「こいつ、目だけはいいんです」と語っていました🤣
白い霧と溶岩、人の背丈ほどに育ったガクアジサイが作る風景は、「ここだけ感、今だけ感」でいっぱいでした。

折り返し地点の裏砂漠は、予想通り濃霧と強風!
風で霧が吹きつけてくるので、全員メガネが真っ白に😅

私が風の強さを表現するために、首に巻いていた手拭いを風になびかせたところ、「それ、いいですね」ということで、Hさんがリュックから取り出したのは…

なんと「三島村・鬼界カルデラジオパーク」の手ぬぐいでした!!

ネットワーク活動〜💖
帰り道は、2人一緒に、溶岩に顔をハメたり

またまた、踏み潰しそうな黒い小さな甲虫(フンコロガシの仲間)を教えてくれたり

溶岩の森でも、あれこれ観察しながら歩きました。

2人の素敵なパフォーマンスが

残り3人を、楽しませてくれました。

😊
私自身は、2019年の台風で木が倒れて明るくなった場所に入り込んだガクアジサイが、花を咲かせていたのには感激しました。

皆さんのおかげで、とても楽しい濃霧&強風ツアーでした。
ありがとうございました!!
(かな)