平らになったり、えぐれたり、波の影響で変化の激しい砂の浜ですが、この日は…

波打ち際の砂がやや盛り上がり、波が引いていくタイミングで、短時間だけ「川」のような流れが現れていました。
潮位と、波の高さと、砂浜の地形がタイミングよく揃った時だけ、見られる風景です。

海の水が引いていく時に、ピチピチ跳ねる黒い小石たち。

誰もいない海の、2023年最後の景色に、ただただ見とれました。

私たちは、どれほど大きな自然の力の中で生かされているのでしょうか。
しばらく海を眺めていて、帰ろうとしたら、灰色の雲の下から太陽が現れました。

それまで灰色の雲に覆われていたからこそ、海を照らす太陽の光が輝いて見えました。

能登半島、余震が続いています。
冷たい雨が続く中の避難生活、救助活動、全て大変だと思います…
現地で、明るい光を感じられる日が、少しでも早く訪れますますように。
(かな)