アラレと太陽(前編)

3月2日(土)、伊豆半島ジオパークの伊東ビジターセンター(ジオテラス伊東)を拠点にガイドをしているお客様(Sさん)と、火口・裏砂漠1日ツアーに行ってきました。

Sさんは、私のツアー参加は2回目。
今回は「ガイドの仕方を見ることと、火山博物館に行くことが目的」とのことで、まずはノーマルなコースへ!

歩き始めたらすぐに、この時期らしい "あるもの"のお出迎え。

"あるもの"のアップ。

雨が止んだら水がなくなってしまう場所で産卵した、ヒキガエルの卵です。
カエルは普通、水たまりに卵を生むので、この風景は水捌けが良くて水たまりが少ないという、若い火山島ならではの風景だと思います☺️

お客様が「伊豆半島にも、いっぱいある」と教えてくれたオオバヤシャブシの雄花。

パイナップルみないな模様が「カワイイ!」ということで、お客様と意見が一致しました☺️

この日は、歩き始めてすぐに、アラレがチラつき始め…

山の上のゴジラ岩も、とても寒そうでした!(私も寒かった…)

そして、いつも伊豆諸島を見下ろすこの場所から見える風景は…

島陰の右側に雪(アラレ)雲、左側に雲の隙間から差し込む太陽の光…というスペシャルバージョン!
なんだか、神々しい風景でした!

上空の雲から垂れ下がる先端が尖ったグレーの雲。 

いつも見ている雨雲は、もっと幅が広くてボンヤリした輪郭のものが多い気がして、「これはアラレを降らせている雲なのだろうか?」と思って調べましたが…、結局わかりませんでした(笑)

そして、その直後に溶岩トンネルで写真を撮ったら…

尖った雲とそっくりの溶岩が、天井から垂れ下がっていました🤣

ところでツアー開始の頃から、「対岸(伊豆半島)からいつも見えている伊豆大島の景色の中で、山の稜線からポコっと飛び出て見える丸い山は、どれだろう?」ということが話題だったのですが、

この位置から見て、「三原新山だ」ということがやっと納得できました☺️

火口展望所近くでは、お客様がハチジョウイタドリの若葉を見つけてくれました。

2024年の、本格的な春の始まりを感じました!

しかし、アラレは降り続き…、ブログも明日に続きます😆

(かな)