市立千葉高校フィールドワークin2025

昨日は、千葉市千葉高校地学・生物分野の皆さんのフィールドワーク(9回目)に行ってきました。

道の両側にはツツジの花が咲き誇り、春らしい彩りの中でのスタートです。

参加したのは元気いっぱいの生徒さん40名。
イヤホンガイドをつけて、手には課題が書かれたノートを持っています。

まずは避難壕への避難体験(?)

😄

縄模様が交差した溶岩の上では「どうしてこうなったのか?」を考えたり。

スケッチの課題もあって、あちらこちらで真剣に描いている姿が印象的でした。

スケッチって、観察力がぐんと高まるんですよね。

(私も一緒に描いてみました!😅)

ゴツゴツした溶岩の上では、白い粒のような斜長石(しゃちょうせき)という鉱物を観察したり、

植物の生え方観察や、タネ探しも!

せっかくの機会なので「風によく飛ぶ仕組みを持ったタネ2種類」を比べてみたりもしました。

(上がオオバヤシャブシ、下がハチジョウイタドリ)

登山道では、ガクアジサイの葉の大きさを計測し、

順調に火口に到着し観察。

昨年は濃霧で何も見えなかったので、先生が一番感動されていたかも…。

溶岩餅ではメジャーで大きさを測る課題にチャレンジ。

メジャーが何本も出てくるので感心していたら、なんと生徒さん全員が持参しているとのこと!(さすが)

岩の上には小さなタネのようなものが落ちていて、「これ何だろう?」と、ちょっとした謎も登場。

「ゴマでは?」という意見も出ていましたが、よく分かりませんでした。(何なのでしょ〜?)

裏砂漠では、石の構造色や植物の分布の様子を観察しましたが、私は色々と忙しく(?)写真を撮り忘れました😅

38年前に流れた溶岩の構造も、じっくり観察しました。

みんな岩に張り付いてしっかり観察していたので感心しました。

最後の森でも集中力は途切れず、質問も、たくさんしてくれました!

たとえば――
ガクアジサイの葉が大きくなったのは環境のせい?
ヒサカキの葉っぱが赤くなっているのはなぜ?

・裏砂漠で、イタドリとススキが一緒に生えているのはなぜ?(水の奪い合いにならないの?)共存しているのはどうして?
・テンナンショウの花は葉っぱとそっくりな緑色だけど、なぜ目立たない緑色(どうやって虫を呼ぶのか)?

・岩が部分的に茶色いのはなぜか?
・筋の入った茶色い石は何か?

8時間のフィールドワーク、きっとみんなクタクタだったと思いますが、最後まで熱心に観察&質問してくれて嬉しかったです。
(お別れの時、名残惜しかった〜)

成長した生徒さんたちに、いつかまた会いたいです!
みなさま、ありがとうございました!!

(かな)


(かな)