
朝から雨の天気予報だった初日は、とても不安定な天気でした。
青空が見えてすごく暑くなったかと思うと、あっという間に雲が空を覆って雨になり…。
火山を観察しながらの登山中も、レインコートを脱いだり着たりしながら山頂へ。
みんな交互にやってくる暑さと雨に、疲れてしまったようです。

火口が見えているのに雨が降ってきました。そして「もうもどって、屋根のあるところでご飯食べましょう。」と歩き始めたら、こんどは晴れてきました!
「う~ん、じゃ、やっぱり景色の良いところでお弁当にしましょう。」
と腰を下ろし、お弁当を広げつつ見下ろす景色の中でも、雲、移動中(笑)

みなさんの疲れ具合と天気の状態から、歩き通すコースはやめて、バス移動を入れて樹海へ。

森は涼しかったし、みんな元気。
前から後ろへ、伝言ゲームをしながら楽しそうでした~。
1日目最後は、元町に迫った1986年の溶岩流渡り。

大島に来たからには、かつての「火の川」の上を歩いてもらいたいですよね。
火山の島「大島」を感じてもらえたでしょうか?
さて、2日目は地層大切断面を観察したあとで、砂の浜へ。
砂のもとになる溶岩が黒いために、砂も黒い大島。

砂やウミガメの説明の後は、波との追いかけっこで盛り上がっていました。
筆島で…。
目の前の風景の説明の後、火山灰にめり込んだ溶岩を取り出そうとしています。

…が、石はびくともしませんでした。
水と火山灰が反応してできる「火山まめ石」観察中。

受け身ではなくて、自ら参加してくれるこの姿勢、うれしいですね~。
裏砂漠では、雲のむこうに見えかくれする、三原山を眺めた後…
みんなで「噴火を再現する石投げ?」に挑戦してみました。
先生の声かけで「用意~。」

「噴火~!」

全員参加型の模擬噴火体験。
空に溶岩が飛んでいるの見えますか?
みなさんは今日、火山博物館を見学して2泊3日の合宿を終えました。
伊豆大島のジオツアー、楽しめたでしょうか?
みなさんが以前より少しでも、火山に興味をもったり、火山を身近に感じてくれたらうれしいです。
(カナ)