でも山は、青空と動きの速い雲が作り出す『夏らしい景色』が続いています。
昨日午前の半日ツアーでは、雲の動きに見とれつつ山を登りました。

午後の裏砂漠ツアーでは、黒い山の稜線がそのまま雲の陰につながるような、不思議な景色を見ることができました。

流れる雲の動きにも、みんなで見とれました。

山側を見ると・・・

外輪山を飲み込もうとする怪獣のような雲!
海側を見ると・・・

青空と青い海!
この風景を、首をひねるだけで同時に見られるのがスゴイです!
そして今日。
火口はうっすら縁が見える程度で、ついに全貌を望めませんでしたが・・・

下山する頃には・・・

青空出た~!
・・・と、こうして夏の天気を楽しんでいるうちに、足元には『秋』のサインもポツポツ増えてきました。
ハチジョウイタドリの花が少しずつ咲き始め・・・

秋を彩るノコンギクの花も開花しました。

この花を見ると『秋』を感じます。
ところで、今日もお客様の発見に「!」と思う瞬間がありました。
その1
「なんの花ですか?」というお客様の質問で見つけたのがこれ。

ヒメヤブランの実が、こんなふうに花の形に配置されているのは、初めて見ました〔普通もっとバラバラ)
その2
「溶岩の流れを受け止める」の図。

面白い!
その3
「山の斜面からピュ~っと噴き出る溶岩」の図。

「ピンクの溶岩だけどね」とお客様。
こんど真っ赤な服をたなびかせてみたい・・・と密かに思いました(笑)
ええと・・・ツアー報告は以上ですが、ツアーとは別のお知らせを。
島内全戸に配布された「伊豆大島ジオパーク ジオストーリーブック(自然災害・防災編)が、伊豆大島ジオパーク公式サイトにアップされ、どなたでも読んでいただけるようになりました。
火山噴火や土砂災害の経験の中で生きてきた島人の暮らしが、とてもわかりやすく紹介されています。
http://www.izu-oshima.or.jp/geopark/pdf/GEOstorybook_saigaibousai201503.pdf
ぜひ、ご一読ください。
(カナ)