
青空にモコモコの綿アメみたいな雲が浮かんでいました。
山が煙を吐き出しているようにも見えて、この景色だけも楽しいのですが…
ウツギの花も雲とおなじぐらい白く華やかで、歩き始めからウキウキしました(^▽^)

今日のツアーのお客様は、ご両親とイギリスから一時帰国されている娘さん。
溶岩を眺めながら…

「こんなの保育園の庭に置きたいわ~」byお母さん。
(保母さんだったのだそうです)
火口一周コースの大岩では「あの岩、ゴロゴロ転がってきたんでしょう?」と一言。

何も説明する前に正解を言い当てられたのは初めてだったので驚きました。
なぜそう考えたのか聞いたところ「だって丸くて転がって来たような形だもの」とのことでした。大正解~(^▽^)
ヒカゲノカズラの胞子嚢が、ニョキニョキ元気に伸びていました!

この密度はスゴイです。
霞んで右半分がギリギリ見える程度の三宅島を、みんなで探し…

火口の景色も楽しんで…

いつもの“1滴の溶岩”で休憩~。

…ところで、この写真に私も写っているのは何故でしょう?
それは、通りかかった若い女性たちが、岩の上で休んでいる私たちを見て「写真撮りましょうか?」と声をかけてくれたから。
笑顔が素敵なお2人。

言語が英語だったので、どこの国から来たか訪ねてみたら「香港から」とのことでした。
インターネットで東京の国立公園を調べ、伊豆大島に1泊2日で遊びに来たのだそうです。
「そうか~、それはぜひ『黒い砂漠』を紹介したいなぁ…」と思い、誘ってみました。
今日も快適な裏砂漠に…

みんなで寝っ転がり…
恒例の溶岩クッキークイズをして…

(背中に溶岩クッキー??笑)
これまた恒例の…

香港から来た女性たちは、何故ここでジャンプをしているのでしょう~?(^0^)

ツアーの最初から「トラベルの語源はトラブル。トラブルを楽しむのが旅!」とおっしゃっていたお客様たち。

皆さんの笑顔と青空が素敵で、思わず写真を撮りました(^0^)
樹海入り口で香港の女性たちと別れ、私たちは森の中の崖崩れ現場へ。

半分ぐらい土砂に埋まったオオバエゴノキが、今年も元気に花を咲かせていました。

大きなダメージを受けた植物たちの、こういう姿を見られるのは嬉しいです。
樹海を抜けたら、こんどは鳥たちのコーラスが出迎えてくれました。

ひときわ美しい声で鳴いていたオオルリ。
ウグイスたちと美声を競い合っていました~。
山を下りてから、元町溶岩に立ち寄りました。

満開のテイカカズラの花が芳香を放ち、ツヤツヤの葉が、傾き始めた太陽の光に照らされて輝いていました。
何もかもが美しい、素敵な1日でした。
(カナ)