昨日と今日、東京から来られたお父さんと11歳の娘さんを、ご案内しました。
本当は昨日、午前の高速船で来島して山に行く予定でしたが、午前中の船は強風で全便欠航。午後も条件付き運航となるなかで、なんとか15時25分に島へ到着されました。
この日の日没は17時ごろ…。お客様と相談し、地層大切断面と砂の浜に行くことになりました。
地層大切断面では、お客様のカメラでは撮ったものの、自分のカメラでは撮り忘れ、写真はこの一枚だけ(笑)。
海側の柵に絡まったクズは、花から果実に変わっていました。
毛の多い鞘が夕日に照らされ、黄金色に輝いてきれいでした。
続いて「砂の浜」へ。
日没までは40分ほどです。
高い波が打ち寄せる海岸は、砕けるしぶきで景色が霞んで見えました。
時折、砂浜の上の方まで大きな波が来て、引くときには砂浜に泡が残ります。その泡が風に乗って飛んでいくのが、印象的でした。
いろんなものが、浜に打ち上がっていました。
エボシガイの付いた長いロープや
美しい緑色のカメムシ!
「ここにもいる!」、「あそこにもいる!」と、10匹以上のカメムシが見つかりました。(下の写真には2匹しか写っていませんが、たぶん20匹以上いたと思います)
強風で飛べなくなって、集団で海に落ちたのでしょうか??
5センチほどの死んだ巻貝の殻から、泡が固まったような不思議な物体が出ていました。
最初、ツメタガイかな?と思ってブログに載せたら、仲間から「アサガオガイでは?」と教えてもらいました。浮袋を出して水面を漂う貝がいるのですね!(ルリガイとの説もあります)
体内で卵が成長、浮遊生活を送る貝 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
6センチほどのイモガイの殻も転がっていました!
綺麗だったので、海と一緒に撮影💕
波が岩に砕ける光景が気に入った娘さんは、「あの場所を撮って!」とお父さんにお願いしていたので、
私も撮ってみました。
波の砕ける瞬間って、いくら見ても見飽きないので、もう1枚。
そして最後に娘さんが、ピンク色のハート(軽石)を発見!
なんとカワイイ❣️
ホテルにお送りする頃には、空が赤く焼け、美しい三原山の夕景が広がっていました。
短い時間でしたが、まさに「今だけ、ここだけ」の楽しいひとときを過ごしました!(感謝)
2日目の報告は、明日に続きます。
(かな)