プチ山ひとり旅

もう先週土曜日のことになりますが、
9月1日、ふと一人で山に行きたくなって、山頂口から歩きました。

霧模様でしたが、それが天然のミストのようで心地よく。


自分のペースで歩くと、
人と歩くのとはまた違った発見があります。

今までも、この夏も、よく歩いたカルデラに降りるこの道。
の脇に


大量に白い斑の入ったイガアザミが生えていました。
今まで全く気がつかなかった!!




スタッフに聞いたところ、たまーーにあるとのことです。
私は存在を初めて知りました。
突然変異か?椿の品種の大虹のようにウイルス性か??
理由はわかっていないようですが。


32年前溶岩流の先端まで行きました。
真っ白なハチジョウイタドリのすぐ隣に


赤の濃いものも生えていました。


これが種になり、あちこちに飛ばされて、
まっさらな大地をどんどん植物の世界に変えていくのですね。


今年初見のナンバンギセルも発見しました。
ススキに寄生する一年生植物です。


溶岩流までの道の間にけっこういくつも生えています。
これはさすがに先週学生さんと歩いた時に咲いていたら気がつく!
いつ咲いたのだろう??
と思っていたら、
ちょうど山頂ジオパーク展の担当だったNさんが
「火曜日(8/28)の時点で咲き始めてるのを確認した」

と教えてくれました。

他にも、この夏子どもの鋭い感性で質問されてからずっと気になっていた
溶岩のアレコレも色々質問できて、大満足のプチ山ひとり旅でした。

この土日、山のコンディションがどうなるか読めませんが、
(基本)どんな天気でも土日は山頂ジオパーク展にガイドがいますので
山頂に足を運んでみるのもいいかもしれませんね(あい)