二日間、家族旅行でお越しのお客様たちと、島を回ってきました。
一日目は、小雨が降ったり止んだりだったので、お客様と相談して、ジオノスも組み込みつつ、島の外周を回る予定を立てました。
最初に車で椿の防風林を通ったら…

いつも観察している椿の木に、びっしりとヒモミノガ!
そろって風に揺れている姿は、インパクト大!

ここには、以前から何匹かついていましたが、これほど大量にまとまっているのを見たのは初めてで驚きました。
今年の暑い夏が、ヒモミノガたちには過ごしやすかったのでしょうか??
途中、お客様から「屋根のあるところで海を撮りたい」とのリクエストがあり、海岸の東屋へ。

白い波が黒い溶岩に砕け散る光景に、皆さんから「すごい!」の声。

まるで自分が褒められているようで(?)、嬉しくなりました(笑)。
そして、この東屋の椅子(?)に、黒い石が埋め込まれていることにお客様が気づき、「これ、溶岩ですよね?」と。

言われて初めて、私も気づきました!
よく見ると確かにゴツゴツの溶岩でした。座るには少し不便そうですが、もしかすると、雨の日でも溶岩を感じてもらうための工夫?😆
次に向かったのは、皆さんが一番、楽しみにしていた「地層大切断面」。

目の前に広がる大きな地層に、「これが見たかったんです!」「すごい!」と感嘆の声。

喜んでいただけて、私もとても嬉しかったです!(喜びの写真、お客様からいただきました)
最後は波浮港に立ち寄り、かつてのにぎわいを感じる港町の雰囲気を味わってから、ジオノスへ。(港の写真は撮り忘れました)

展示を見ながら、砂を使った「安息角」のコーナーでは、薬学部出身のお客様が「薬の粒の形や大きさで、安息角が変わる実習をした」と教えてくれました。

粒の大きさで角度が変わるのは知っていたけれど、薬学部で安息角を学ぶということがちょっと意外で、興味深かったです☺️
たくさんの質問をいただきながら、私も学び、笑い、話し、あっという間の半日でした。
楽しい時間を一緒に作ってくださった皆様、ありがとうございました!
(2日目のツアーの様子は、明後日のブログで報告します)
(かな)